四字熟語シリーズ③

喜怒哀楽

  喜び、怒り、悲しみ、楽しみなど、人間が持っている様々な感情

 

 

花が一斉に咲き始めた時には、寒い寒い冬から解放されるという思いに心が浮き立ち、体の中から沸き起こるようなエネルギーを感じたりした。

そして学生たちは各々新しい年度を迎え、新しい出会い、新しい目標と向き合うこととなったでしょう。

 

近頃の学校・社会では、コミュニケーション力の大切さを唱える傾向が強いです。

人とのコミュニケーションは多種多様な方法がありますが、最近とても物わかりがよく、我慢する謙虚さを持ち合わせている子供が多い。

時代が停滞していたためなのか、贅沢も言わない。

 

そのような子供たちが、自然に「喜怒哀楽を出して、なおかつ相手の心を汲み取りながら自己主張していく。

これらを身につけるためには、きちんとした大人の見守りと指導が大切だ。

もちろん大人たる者の人格は問われるが・・・。

 

おとなしい子供は自分の気持ちを抑えている場合もある。

子供たちが伸び伸びと自分の能力を発揮し、社会の一員として巣立っていくことを夢見て・・・五月晴れのさわやかな風が窓から吹き込んできた。